着物の基礎講座開催!!着物初心者の心得をこのページで紹介します。
着物の基本マナー、着物の各部分の名称や、着付けに必要なアイテムまで、
これだけはおさえておいてほしいというところを分かりやすく(?)解説してみました。
でも着物を始めるときに、何も勉強して知識から入らなくてもいいのです。
まずは図を見てみて、着付けも見よう見まねでやってみて、それから知りたいことだけを覚えていってください。
気軽に構えて、まずは今すぐ着物に袖を通してみましょう!
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まずは着物の基本的な各部名称から。最低限これだけ覚えておけば大丈夫というところだけ載せました。
代表的な名称ばかりなので、覚えておくと着付けもスムーズ!…覚えて無くても着れますが。
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※着物の画像をクリックすると着物のたたみ方が見れます。
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次に着物の着付けに必要な基本的な道具をそろえます。
最低限これだけ揃えてあれば大丈夫!!長襦袢の下に着る肌着は手抜きをしたって構わないのです。
あると便利なグッズも覚えておくといいでしょう。
お気に入りの着物と帯、長襦袢を用意します。半襟はあらかじめ自分で縫ってくっつけておきます。半襟のくっつけ方はこちら。
半襟をくっつけたら襦袢の襟と半襟の間に襟芯を入れると衣紋から襟にかけてがきれいに仕上がります。
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@腰紐…腰紐は最低三本あればOK。基本的に素材は何でもいいんですが、モスリンだと締めやすいです。色んな色柄のものがあります。 | A伊達締めとベルト…二本必要。伊達締めはゴムがついているものが締めやすいです。
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B帯板…帯にしわがよらないように帯と帯の間に差し込むものです。夏用は軽いメッシュ素材のものもあります。 | C足袋or足袋ックス…着物を着る前に履きましょう。今はレース素材やジャージ素材のものも出てますね!カジュアルな着物には足袋ックスがよく合います。 |
↓あると便利なアイテム達↓
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あると便利なコーリンベルト。これを使うと襟と襟がきっちりぴったりきれいに合わさります。 | 和装ブラ…の方がいいんでしょうが、スポブラで十分と思います。胸のラインをなだらかにします。 |
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肌襦袢は、長襦袢の中に着ます。夏冬と気候に合わせていろいろ変えてもいいと思います。これは夏用。綿やガーゼ素材だと汗をよく吸ってくれて気持ちいい。 | インナーとして肌襦袢が無くっても、首周りが大きく開いているものなら何でもいいのです。キャミソールや、半袖のインナーをうまく使い分けるといいと思います!裾よけの代わりにペチコートとかも便利です。 |
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着物には本当にいろいろな規則や決まり事があります。それはもうたくさんです。私もよく分かってません…(汗)
でも一つだけ言えるのは、洋服でも同じ、「明らかにおかしい着方」「明らかにおかしい行動」でなければなんでもアリってことです。
マナーとは、相手を気遣うときに出るものを言います。相手がどう思うか、相手がやだなと感じないようなことをしなければいいだけなのです。
でも着物を着ていると結構人の目っていうのも気になりますよね。
カジュアル着物の場合着物のルールなんてあってないようなもの。普段でも気を引き締めてかっこよくキチンと着物を着こなしたい人はそうすればいいでしょう。
あくまで着物をファッションとして楽しむための最低限必要なことをここでは紹介します。
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初級編として以下のことをちょこっと紹介しておきます。
春・秋・冬…袷の着物[裏地がついている着物。着物の名称のところで紹介しているような胴裏がついているものです。]
夏…単の着物[裏地がついていない一枚の生地でできている着物。代表的なものは浴衣。]
夏真っ盛り…薄物の着物[絽、紗、麻などの薄い透けるくらいの生地でできた着物を着ます。]
着物は日本の季節に合った柄や生地のものを着るので、もっと細かく月ごとに決められていたりもしますが、
あくまで自分の地域の気候に合った着物を着るのがベストです。4月5月まで一般には袷を着ると言われてますが、アバウトでOK!
でも浴衣は夏に着るものです。
絹で出来たいかにもお高そうな着物はほとんどカジュアルではない着物です。(見ればわかるか…)
紋という印がついたものであればその数が多くなる程格の高い着物になります。
ここで紹介するような着物はポリエステル、綿、麻、ウールなど、普段着用の着物ばかりです。
小紋という着物全体に柄が描かれた着物が中心です。
ここで紹介されているような着物は公式な場ではどれも着ていけません。あくまで街着ですので。
ショッピングをしたり、食事に行ったり、映画を見たり、ゲーセンに行ったり、散歩に行ったり…
そう、日常楽しむ範囲の着物ばかりです。
最近は柄も洋服生地で出来ている着物も多いので、洋服用のコサージュやバック、
ミュールなんかをうまく組み合わせてもかわいいと思いますよ!
着物を着ているとき、自分が今どんな気分か、どんな姿になりたいかを想像してみてください。
しっとりしたい気分、元気ではしゃぎたい気分、きりっとしゃきっとしたい気分…
その日のコーディネートや、着物の着方でいろんな自分がスタイリングできると思います。
そして仕草も着物にあわせてちょっといつもと違った雰囲気をかもし出してみましょう。
物を取る時にたもとをそっと押える…いつもは猫背だけど着物の時は姿勢よく座ってみる…
裾裁きも小さくゆっくり歩いてみる…何かちょっとだけ工夫するとより着物ライフも楽しくなるのでは!?
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